勉強会に参加「外部→内部?、内部→外部?」

今月になって愛知県中小企業診断士協会に正式に入会したこともあり、(堂々と?)勉強会に見学参加させていただきました。
発表していただいた先生が作成した報告書を紹介していただき、チームに分かれて感想や疑問点などを相互に意見しあうことで、自身では気づいていない点などが分かり、とても収穫がありました。
私からは「一般の企業報告書では外部環境分析から始まって、内部環境分析、企業戦略・・・へと進むが、今回の報告書はそれとは逆で、内部環境から始まり、次に外部環境の流れになっている。これについては自社の強みを押さえた上で今後の取組みへと発展させるというストーリーで理解しやすいと感じた。」と。

コロナ禍、外国の領土侵略行為、自国優先政策など、日本経済の先行きが見えない現状において、外部環境の変化を予測するよりも、自社の強みを認識し、愚直に顧客と向き合いながら事業継続させることを優先すべきという環境認識に立つと、自ずと内部→外部になってくるのも頷ける。
また、自事業の未来を考えるとどうしても先細りや縮小といった暗い方向になってしまうので、自社の過去・現在を振り返り、事業実績や従業員を褒め称えることをした方が、気分もいいし精神安定性上も良いことだ。

あと、発表した先生が言っていたことですが、「経営者ヒアリングを最初にしますが、その時に良いことを話してもらった方が、経営者がその気になって良い。診断がやりやすくなる!」と。
これまた納得の一言でした・・・!!