企業診断サポート
(連投、恐れ入ります。)
こちらも9月になりますが、診断士の先生からお声掛けいただき、企業診断のサポートをさせていただきました。
お電話いただいた後に、3期分の財務諸表と事前ヒアリングの内容をお伺いし、今後の分析方針を教えていただきました。
お声掛けいただいた先生は、インストラクターの先生の先生に当たる方ですので、財務諸表を中心とした分析方針はある程度共通していました。
企業様は県内の運送会社です。売上と売上原価を徹底的に細分化し、何が起きていて、どこにどんな問題があるのか。これを徹底して分析していきました。
私の役割は主にデータ分析です。企業様からお預かりした紙資料をエクセルに打ち直したり、膨大なデータを多面的に分析したりして、業務プロセスと収益上の課題を定量的に見える化していきました。
一方で、この業界ならではの不文律もあるようで、これが経営者の意思や判断を鈍らせている原因にもなっていました。過去数十年にもわたる企業活動の中で、少しづつ積み重なっていった慣例のようなもの。ただし、デジタル化やSDGs、カーボンニュートラルの時代にそぐわないものがあるのも事実。過去からの延長線上の経営判断と未来に向けた経営判断。どちらが正解なのかは誰も分かりませんが、私としては経営者である限り、未来を創っていく役割の重要性を感じる良い機会になりました。
今回のご支援の機会をいただいた先生、また金融関係の皆様、診断先の企業様には、本当に感謝しています。
ご支援させていただいた企業様が、足元の問題点を克服し、未来に向けて一歩ずつでも歩みを始めていただければ、と願うばかりです。