勉強会に参加「診断士倫理」
先日、大先生らが参加する勉強会に参加させていただきました。
ニュースで補助金詐欺10億円、元国税局員の詐欺指南など、中小企業の補助金制度にまつわる事件が多く発生しています。
事業計画書を作成したりして補助金申請のお手伝いをしている診断士も多いと思います。診断士の中には手付金や採択後の成功報酬で多額の収入を得ている方もいるようです。
今回の勉強会では、診断士制度の変遷を戦後から今日に至るまで、どのような法律で定められてきたのか、その経済的背景や求められる役割と現在の診断士(この場合はコンサルタント)の認識のズレをご指摘いただいたものでした。
診断士は独占業務が無く幅広い知識で中小企業をご支援するとともに、プロフェッショナルでなければならない。この一見矛盾する考え方に、自分自身の人生を投影し、高い倫理観を持って顧客第一を実践することにこそ、診断士の最大の価値があるのかもしれませんね。なかなか難しいんですが・・・。